開業するもしないも、まずは難関試験を突破することから
これまでは、社労士として開業した際に必要なスキルについて、いろいろと細かくお伝えしてきましたが、そもそも、社労士試験に合格して資格を取得しなければ意味がありません。
社労士試験は、毎年5万人前後が受験する人気の試験ですが、合格率は10%以下(平成21年度は7.6%)と、かなり難易度が高いのが特徴です。
さらに、試験を受けるためには受験資格が必要となってきますので、自分がクリアしているかどうか、必ず確認してください。
詳細は社会保険労務士試験のオフィシャルサイト(http://www.sharosi-siken.or.jp/)に掲載されていますので、しっかりチェックしましょう。
社会保険労務士試験の概要
全国社会保険労務士連合会試験センターから公示されている、平成22年度の社会保険労務士試験の受験案内を一部抜粋してご紹介します。詳しいことは社会保険労務士試験オフィシャルサイトで確認してください。
●受験資格
- 大学の一般教養科目修了者、短大、高専の卒業者
- 公務員で、労働社会保険諸法令の事務に従事した期間が通算して3年以上、または行政事務に3年以上従事した者、民間企業や労働組合等で労務担当や労働社会保険諸法令の事務に通算3年以上従事した者
- 行政書士、司法試験2次試験、税理士試験、弁理士試験、公認会計士試験等の試験に合格し一定の資格を持っている者
●試験科目
試験問題は、以下の科目について5肢択一問題と、複数の単語の中から正解を選択して穴埋めする選択問題が出題される。
- 労働基準法および労働安全衛生法
- 労働者災害補償保険法
- 雇用保険法
- 労働保険の保険料の徴収等に関する法律
- 健康保険法
- 国民年金法
- 厚生年金保険法
- 労務管理その他の労働および社会保険に関する一般常識
●合格基準
平成21年度の合格基準の例
- 選択式試験は、総得点25点以上かつ各科目3点以上(ただし、労働基準法および労働安全衛生法、労働者災害補償保険法、厚生年金保険法は2点以上)
- 択一式試験は、総得点44点以上かつ各科目4点以上である者